2024年12月 2日
毎年冬になると皮膚の乾燥により、かゆみに悩まされる方もいらっしゃるかと思います。我慢できずにかきむしってしまうと、炎症を起こし、症状がさらに悪化してしまいます。今回は、冬のかゆみを予防するためのポイントについてご紹介します。
冬のかゆみの最大の原因は「乾燥」です。下記の条件がそろっていると冬に皮膚が乾燥しやすいと言われています。
気温が低くなる冬は汗をかきにくくなり、水分の蒸発を防ぐ皮脂の分泌量が少ない人が乾燥しやすくなります。また、冬は空気が乾燥するための皮膚の水分が奪われやすくなります。
暖房器具を使用することによって室内の湿度が下がり、ますます皮膚の乾燥を進めてしまいます。
皮膚には、外部からの刺激を跳ね返すバリア機能があります。乾燥によってバリア機能が低下すると、寒さや暖房などの温度変化による刺激、衣服の摩擦による刺激、石けんや化粧水などの化学物質による刺激など外部からの刺激をダイレクトに受けてしまいます。
日常生活では下記のポイントを心掛けましょう。
参考:へるすあっぷ21
(健康づくり推進部 田巻 望 2024.12)