血液(血清)中に含まれる蛋白質は、主にアルブミンとグロブリンという成分から構成されています。健康な状態では、アルブミンが多く、グロブリンが少ないです。それぞれの増減によって比率は変動します。アルブミンは肝臓でつくられているので、肝臓に異常があれば血液中のアルブミンが減少し、A/G比も低値になります。グロブリンは免疫システムの異常で増減します。感染や外傷等で炎症が起こるとグロブリン値が高くなり、A/G比は低値になります。
・1.22~2.17
・人間ドック