当会の「がん発見率」は、日本人間ドック学会加盟団体の全国集計と比較すると1.22倍です。これは、撮る技術(撮影技師)、見つける技術(読影・診断技術)、検査機器の3点が高い水準に維持されているからです。
当会では、国家資格に加えて、専門学会の認定取得を積極的に推進しています。技術を習得し認定を受けるには、長い年月と多くの資金を要しますが、健診の質を考えれば、当然の経費と捉えています。
当会のドックでは、その認定技師が検査を担当いたします。
※日本人間ドック学会の施設評価事業では、下記の技師が在籍していることが評価項目とされています。
認定 | 認定者数 | 認定機関 | 対応する検査 |
胃がん検診専門技師 | 39名 | 日本消化器 がん検診学会 |
胃部エックス線検査 |
超音波検査士 | 28名 | 日本超音波医学会 | 腹部超音波検査 |
検診マンモグラフィ撮影認定技師 | 20名 | 日本乳がん検診 精度管理中央機構 |
マンモグラフィ検査 |
※2022年3月現在
皆さまから「安心」と「信頼」をいただくため、積極的に第三者機関の審査を受けています。
検体採取後の徹底した温度管理など、検査の水準を高いレベルで維持しています。また、外部委託していないので、検査値の標準化が実現され、毎年蓄積された検査データにより判断します。
●臨床検査室の国際規格ISO15189認定を取得
(全国の3,000以上ある医療機関で、273施設)
●CDC(米国疾病対策予防センター)、CRMLN(国際脂質標準化ネットワーク)に参画
●多くの外部精度管理調査(日本医師会、日本臨床衛生検査技師会など)に毎回参加し、良好な評価を獲得
●医師による総合診断
分かりやすい結果説明と適切な連携医療機関のご紹介
●専門スタッフによる健康相談・指導
保健師、管理栄養士、トレーナーなどが対話から健康づくりをサポート
当会では、「紹介状」が発行されなくても、二次検査対象の方には、経過観察・重症化予防のために、3か月後にフォローアップを行っています。1年後の受診を高いモチベーションで迎えていただくための取り組みです。
紹介状の発行について
医師が精密検査や治療が必要と判断した場合に、お客様がドックの検査結果をもとに専門の医療機関を受診できるよう、医療機関への情報提供と紹介を目的で発行する書類のことです。紹介状が発行された際には、疾病の早期発見のためにお早めにご受診されることをお勧めします。また、同意書をいただいた上で、医療機関で受診された診療結果は当会に返信されますが、いただいた診療情報など、お客様の個人情報は、当会業務の範囲内に限り使用させていただき、保護には十分配慮いたします。