最高血圧(収縮期血圧)は、心臓が収縮して血液を全身に押し出すとき、血液が血管壁を広げる圧力のことです。
最低血圧(拡張期血圧)は、心臓が拡張して全身から心臓に血液が戻るとき、血管壁にかかる圧力のことです。
高血圧は何年、何十年も長期間にわたり継続すると、脳や心臓に動脈硬化を進行させる生活習慣病です。
高血圧が長く続き、血管に圧力がかかり続けると、しなやかな弾力がなくなり、ボロボロになっていきます。これが"動脈硬化"です。ボロボロになった血管はそう簡単に修復しないため、長く患うことになります。
高血圧の場合、心臓疾患などの合併症の発生率が正常血圧の人の2倍以上になったり、高血圧とは関係がないと思われる疾病でも、高血圧と複合的に重なると死亡率が高まりますので、注意が必要です。
低血圧では症状のない方が多いのですが、ときには頭痛、めまい、立ちくらみ、食欲不振、全身倦怠などの症状がみられます。一般に、やせ型の人にみられます。
血圧は常に変動している!!